2010’s Project
East Japan earthquake reconstruction assistance
Charity Lecture
Sendai Japan
April, 14-17, 2016
oral design
2011年には日本で東日本大震災が起こり、大きな被害を被り、みなさんの記憶にも深く刻まれていると思います、この大震災のために動き出した2名の技工士がいました。日本では山本眞氏、海外からはWilli Gellerの 2nd International Symposium on Ceramicでの二人でした。この復興支援講演会は、2012年1月に九州を皮切りに名古屋、大阪、東京と行われ、東京講演Gellerは参加しました。この講演会はボランティアですので、旅費、宿泊費、各自演者持ちです。そういった中でGeller は東京講演でハンズオンコースと、講演を行なってくれました。
そして、実行委員会側では、被災地が落ち着いてきたならば最後には被災地でチャリティ講演会を行いたいという願望がありました。
2016年宮城県仙台でそれは行われることとなりました。歯科メーカーは宮城県仙台市は収客率が悪い土地柄として知られています。しかし、この講演会には1000名を超える申込みがあり。1000名を超えた枠の申込者は申し訳ありませんでしたが、寄付という形でお金を受け取らせていただきました。この講演会の特筆するべきことは、講演会前に2日間のGellerの65名の参加者のハンズオンコースが行われ、講演会には2日間で延35人の演者の内、oral designメンバーは6名が選出して発表していますので、このメンバーの比率がいかに高いかということがわかると思います。
このチャリティーで最も声を大にして言わなければならないことは、山本眞氏と、Willi Gellerの二人がいなければこのチャリティー講演会は成り立たなかったということです。それは、山本氏は、このチャリティーを運営するにあたり講演会運営費と称して、各地会場ごとにその都度、多額の寄付をしています。また、Gellerは旅費、宿泊費は自己負担はもちろんのこと、ハンズオンコースのお金を、一円たりとも受け取ることなく、被災地の子供達に給付型奨学金として寄付しくれたということでした。
この大会は 2012年に九州、名古屋、大阪、東京の4箇所の講演会の集大成として東北、仙台で行われました。我々には過去からの経験があり、できる範囲で徹底的に計画を行いました。経験は活かされるものです。最終的には1000名を超える参加申込みがあり、チケットが手に入らない参加者は、寄付だけでも応じてくれました。日本では技工士の講演会の参加者は集まらないと通常言われていますが、それを覆す参加者数になりました。講演の初めは、フルートの生演奏から始まり、とても美しい講演会の始まりでした。また大会内容は、新たな試みがなされ、演者の持ち時間を一人20分に絞り、TAD式のスタイルで講演を行いとても心地よい緊張感があり演者側、聴衆側にもとても評判の良い美しい講演会となりました。
Reconstruction assistance Charity
Lecture Sendai Japan, 2016